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「桜もち」NOW ON SALE
桜もち 作詞 福山雅秋
君をずっと見てたら 胸がちょっと痛むよ
HU~YEAH
いつも君と 今のままで

遊び疲れて ふたり桜もち
ならんで座る 薄紅色
僕を見て ダメねと笑う
葉っぱだって食べるのよ 教えてくれた

君とずっといるのに なぜかちょっと照れるよ
HU~YEAH
いつも君と 今のままで
  大ヒットソング誕生に隠されたエピソードを雅秋が告白

あれは去年の春、桜満開のタコ根温泉。ツアー中だったオレは、温泉旅館の一室で「新曲ができない」って悩んでたんだ。あまりにアイディアが出ないんで、気分転換に露天風呂に行くことにしたんだよ。身も心もいちど素っ裸になろうってさ(笑)

露天風呂には、先客がいたんだ。最初は湯気でよく見えなかったんだけど……なんとそこにいたのは、美しい少女だったんだ!オレ、間違って「女湯」に入ってたんだよ!!!(汗)

さすがのオレも反省したね……将来有望なレディを傷つけちゃったんじゃないかって。おわびに、タコ根温泉の名物「桜もち」を持って、少女の元へ謝りに行ったんだ。

幸い、少女はすぐ許してくれたよ。(ホッ) そして少女は、桜もちを食べながら言ったんだ。「やっぱり葉っぱは食べますよね。私の知ってる子は葉っぱをはがすんです。」って。(オレの直感では、その“知ってる子”ってのはボーイフレンドだぜ)

その瞬間、思い出したんだ!オレも昔、好きだった女の子にそう優しく諭されたことがあったって!! そこから一気に書き上げたのが、この「桜もち」なんだ。

学生時代の恋って、想いを伝えられず、何もしないまま終わってしまうってのが当たり前だろ? でもそれこそが、おまえたちにしか味わえない“宝もの”なんだ。

──オレは、この曲でそれを伝えたい。この曲を作るキッカケをくれた少女と、その大切な友達に、感謝&ラヴ。