ドラえもん/水田わさび
藤子・F・不二雄先生、ドラちゃん。50周年おめでとうございます。40作目の映画はF先生の大好きな恐竜。脚本を読み心臓がバクバクしたあの日。リハーサルの段階で涙したあの日。笑えるシーンも沢山。F先生の描く夢と希望に溢れた作品に役者として携われることに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。F先生に、ドラちゃんに、ありがとうを何回言っても足りないから。私は精一杯演じることで気持ちを伝えられたらと思ってます。「よしっ白亜紀の日本に出発だ!」
のび太/大原めぐみ
ドラえもん50周年、映画40作目という大きな節目に携わらせて頂き、とても幸せな気持ちです。物心ついた時から傍にいて勇気をくれた、憧れていたドラえもんにまさか自分がのび太君役で関われるだなんて幼い頃の私は夢にも思いませんでした。不器用だけど優しくて真っ直ぐなのび太君が大好きです。今回の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は、のび太君の優しさがギュッと詰まった優しい気持ちになれる作品になってます。
しずか/かかず ゆみ
50周年!長く愛されている作品に携われていることに感謝致します。声優としてはキリの良い数字でも、その先へ続いていく通過点にすぎません。F先生が生み出した愛されるキャラクター達を未来の子供達へ繋いでいけるよう、毎回毎回心を込めて声を吹き込んでいきたいと思います。40年前の『のび太の恐竜』、14年前の『のび太の恐竜2006』…原点に戻る感覚。胸熱シーンもたくさんです。F先生も笑顔で見てくれている気がします。
ジャイアン/木村 昴
ドラえもん50周年!さらに劇場版40作目!さらにさらに我々がバトンを受け継いでから15年という記念すべきミラクルイヤーに、こうしてジャイアンとしてドラえもんに携わらせていただけている喜びを改めて噛み締めております。人生半分ジャイアン。これからも生涯をかけ"皆さまに楽しんでいただける最高のドラえもん"を目指し、邁進して参りたいと思います!おめでとうございます!!
スネ夫/関 智一
2020年はドラえもんに関する様々な節目の年となっています。我々出演声優もその歴史を感じながら、一層ドラえもんを盛り上げられるように頑張っていこうと気持ちが高まってます。今回の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』も第1作のオマージュでありながら全く新しいエンターテインメントであると感じています。出演陣も興奮が隠せません!皆さん、是非生き生き動く恐竜の姿を映画館でお楽しみ下さい♬
ジル/木村拓哉
最初は、「もし『映画ドラえもん』の出演依頼が来たら、木村拓哉はどんな反応をする?」というドッキリ企画かと思ったほど、驚きました(笑)。僕が生まれる前から存在し、幼少の時からずっと楽しんできた「ドラえもん」の世界に自分が入り、ひとつのキャラクターになれるという事が、正直まだ信じられません。小学生の頃、コロコロコミックで「ドラえもん」を読んでいました。漫画・アニメの物語だと理解はしているのですが、僕が幼い頃から近くにあり、もはや日常に「ドラえもん」が含まれているような気がします。頼りないのび太はまさに僕たちの代弁者で、その傍らにはいつもドラえもんが居てくれる。僕たちが弱気になった時、「ドラえもんが助けてくれたらなぁ~」と想像するだけで、一瞬でも寄りかかれるような存在でした。僕たちが歳をとっても、彼らは不変です。慣れ親しんできた、僕ら日本人のDNAの中にあるような感じ。だから、50年間も、ずっと人々の傍に居続けてくれているのだと思います。
アフレコ時、声の演技では監督のOKを信じるしかないのですが、今回はドラえもんやのび太たち、声優の方々の声に引っ張ってもらえた気がします。また、現段階でも絵のクオリティが凄く、未完成にも関わらず感動しました。とにかく完成が楽しみです。ちなみに、僕も恐竜が大好きな少年でした!幼稚園の頃から今作の舞台である白亜紀の世界を想像し、のび太のように化石の発掘をした事もあります。『のび太の恐竜』ももちろん観ていますし、そんな僕が今回『のび太の新恐竜』に参加できるのは嬉しいですね。50周年記念、映画40作目となる『のび太の新恐竜』は、今まで考えもしなかったような事に気づかせてくれる物語になっています。子供と大人が一緒に、家族みんなで楽しめる映画ですので、ぜひ見てください!僕も早く観たい!
ナタリー/渡辺直美
小さい頃から、青い服を着ると必ず「ドラえもん?」って言われていた私が、全身真っ青の服を着て、公式でドラえもんと並べるなんて感動です!!オファーを頂いた時は、「ん?ドラえもん役かな?」と思いましたが(笑)、ナタリーという素敵な役をいただき、ずっと観ていた「ドラえもん」に参加できて、最高に嬉しいです。小さい頃から私はのび太に似ていて、勉強も出来ないし、ぐうたらしちゃうし。新年の初詣では、「私にもドラえもんが現れますように…」って毎年願っていました!
私は顔芸だけでここまで来ていますから(笑)、顔芸を封印される声の仕事は、実はすごく苦手です。アフレコに向けて発声練習をして、台詞だけでなく、ナタリーの表情から感情をくみ取り、きちんとナタリーの想いを声で届けられるよう頑張りました。アフレコはかなり緊張したのですが、ヘッドフォンから聞こえる木村拓哉さんの声に癒されながら、何とか乗り切れました。今でも木村さんの素敵なお声が耳に残っています(笑)。
今回、ドラえもんやのび太、それにナタリー、皆それぞれに意見や正義があって、それが溢れて、ぶつかり合いながら冒険をしてく、めちゃくちゃ熱い物語になっています。私もですが、みんな「ドラえもん」を観ながら大人になっていったと思います。今回は、さらに新しい「ドラえもん」が見られる、とても楽しい物語になっています。是非とも、ご家族で『のび太の新恐竜』を観に来てください!それと、ナタリーのセクシーボイスもご期待ください!!
監督/今井一暁
ドラえもん生誕50周年、さらに、オリンピックイヤーという特別な年に、映画ドラえもんを監督することに、大きなプレッシャーと共に感謝を感じております。今回のテーマは「恐竜」。恐竜といえば、劇場版第1作『のび太の恐竜』。そして、2006年『のび太の恐竜2006』があります。個人的な話しですが、『のび太の恐竜2006』を監督された渡辺歩さんは、僕が尊敬し、憧れてやまない監督です。そんなピークが眼前にそびえる前で、はるかな道のりに立ちくらみながらも、登るならこれ以上の山はないという思いでいます。脚本は『のび太の宝島』から引き続き川村元気さん。まったく新しい、現在語るべき恐竜の物語が、そこにはありました。この物語を、多くの子ども達、多くの大人達に届けたい。はるか頂上を目指して登るのみです。この『のび太の新恐竜』という作品を生み出すために。
脚本/川村元気
『のび太の宝島』が公開した後、藤子プロさんから再び脚本のお話を頂きました。ドラえもんの記念すべき「50周年作品」であり、テーマが「恐竜」とお聞きして正直怯みました。「恐竜」を新しく描くにあたって、拠り所にしたのが藤子・F・不二雄先生が、『のび太の恐竜』を書いた時の気持ちです。あの物語は「日本にも恐竜がいた」と知った時の感動から始まっていると聞きました。あれから40年が経ち、恐竜の学説も日々進化しています。その進化の先にある恐竜の物語を描きたいと思い、恐竜研究者や博物館、化石採掘場などを巡り取材を重ねました。そこで発見し、感動したことが『のび太の新恐竜』の基礎となっています。2020年、多様性が叫ばれる中、それが綺麗事ではなく、人類の進化への歩みであることを語りたい。他と違う、欠点だらけに見える弱い少年・のび太と、ちいさな新恐竜が、進化・成長への第一歩を踏み出す。そのことの尊さと、紛れもない真実を『のび太の宝島』を素晴らしい作品に仕上げていただいた今井監督とともに、この映画で語れたらと願っています。