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2023.10.27

葉加瀬太郎さんが書き下ろした
《ドラえもんの楽器隊》
のための楽曲
『キミのぽけっと』が初公開!

2024年3月1日(金)に公開される、シリーズ第43作『映画ドラえもん
のび太の地球ちきゅう交響楽シンフォニー』──。
音楽をテーマにしたこの作品の公開を記念して、全国の子どもたちによるドラえもんの楽器隊が結成されますが、彼らのために世界的バイオリニスト・葉加瀬太郎が書き下ろした楽曲『キミのぽけっと』が、10月28日(土)のテレビアニメ『ドラえもん』の放送で初公開されます!

また、ドラえもんの楽器隊の名前は、「ドラドラ♪シンフォニー楽団」に決定!28日(土)の放送では、オーディションで決定したドラドラ♪シンフォニー楽団の子どもたちも初紹介!
楽器経験のある子どもから、そうでない子どもまで個性豊かなメンバーが集結。バイオリンやチェロ、管楽器に加え、オカリナや三味線など様々な楽器を演奏します。
彼らはこれから映画関連イベントなどでの披露に向けて、楽器を練習していきます。

葉加瀬太郎さん コメント

最初の打ち合わせでスタッフのみなさんが作品への思いを熱く語ってくださったのですが、その打ち合わせが終わって次の仕事に行く車の中で、まずリコーダーやバイオリン、ボンゴ、チューバなどの楽器をキャラクターのみんなが楽しそうに演奏する“画”が頭に浮かび、そこからすぐにメロディーも浮かびました。

打ち合わせでは藤子・F・不二雄先生にとっての“SF”は“サイエンスフィクション”ではなく、“少し不思議”な物語だとうかがったので、そのキーワードをもとに曲を書きました。アレンジをしてくださった羽毛田はけた丈史たけふみさんのアイデアで、イントロにモーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』のフレーズを入れたのですが、“少し不思議”でファンタジックな世界って、音楽でいえば、まさしくモ―ツァルト。彼の音楽は、無邪気で天才的で遊びも感じさせてくれるでしょう?

ドラえもんの楽曲を作ることができるのは、ひとりの日本人として大きな誇り。制作しながら、ずっとドキドキワクワクしていました。一緒にコンサートツアーを回っている気心知れたミュージシャンたちにレコーディングを頼んだのですが、「ドラえもんのための楽曲だよ」と話したら、みんないい年なのにウキウキしていました。やっぱり日本人にとって、ドラえもんの存在ってものすごく大きいですね。

今回僕が心がけたのは、シンプルで演奏していて楽しくなる曲にしたいな、ということ。僕自身、演奏していてとても楽しいですし、さまざまな楽器で演奏できるように工夫してあります。ちょっとだけ練習しなければいけないところも作ってありますので、そこは頑張って練習してもらえたら! さらには、いろいろなアレンジができるよう余白の部分もたくさん残してありますので、子どもたちとのアンサンブルで多彩なチャレンジができると思います。

すでに僕の頭の中では子どもたちが楽しく演奏する風景が出来上がっていますが、それを早く見たい。そして僕も早くその輪に参加したいです。

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